NZCA ママさんCAのはてさて子育て 職場編
引き続き、教育方針的な話題ですが、今回は職場で、私が感じた事をお話したいと思います。
日本では、成長するにつれ、褒められる機会が減っていく様に思います。
小学生の頃は褒められることも多かったのに、中学、高校と進むうち、出来て当たり前、大学生、そして、成人ともなれば、逆に、こんな事も出来ないの?なんて責められるケースもありますね。
ここ、ニュージーランドでは違うんです。
学校では、生徒はほとんど毎日の様に褒められる機会があり、それは、小学生から大学生まで、ほとんど変わりません。
私は今の職場で仕事していて、一度として褒められなかった日はありません。
自慢ではなく、そういう環境なんですね。
褒められる事は、本当に些細な事です。
常にギャレーが片付いているね、手早くしてくれて助かるよ、今日もハードワーカーだね、ナドナド、こちらとしては普段通りに毎回毎回こなしてるだけなのですが、ちょっとした事を褒められるのです。
人間、幾つになっても、褒められれば嬉しいものです。
働く人達が嬉しい気持ちで働けると、職場自体も良い雰囲気になっていきます。
日本でも最近、ある企業の取り組みで、お互いのことを褒め合うということを始めた結果、職場の雰囲気が良くなり、業績も上がったそうです。
褒めて人を育てる、成長する人のヒントみたいなものが、そこにある気がします。