NZCAの日々つれづれ CAになるまでの道のり 思えば長い道のり?
機内通訳としての役割を解雇され、実際にキャビンアテンダントとなって働くまでに、実に8年ほどの期間がありました。
その8年の間、日本で外資系企業の受付として働いた期間が4年ほど、その後、移住して4年(その間に子供も生まれています)経ったのち、ようやく念願のキャビンアテンダントになることができたのです。
{ニュージーランド航空 75周年記念展示より}
今から思えば、随分長い期間、よくも諦めずに頑張ったなぁと思うのですが、その当時は、そんな感じは全くありませんでした。
このキャビンアテンダントの合格通知をいただいた時、私は既に37歳でした。
ありがたいことに、ニュージーランド航空では、応募時の条件として年齢制限がありません。Fit to fly(乗務するのに適した体力を有すること)であれば、挑戦することができるのです。
実際、私と同じ時期にトレーニングを受けた方で47歳の方がいらっしゃいました。
トレーニングはサービストレーニングと、SEP(Safety Emergency Procedure)と呼ばれる緊急時の安全に関するトレーニングがあり、このSEPに合格できない場合は、その場で採用に関しても不合格となってしまう為、皆、必死で勉強をします。
しかもこのSEPトレーニングの最後に行われる試験は、90点以上でないと不合格になってしまうという厳しいものなのです。
この47歳の方はよく冗談(半分本気?)で『年のせいでマニュアルが覚えられない〜、どうしよう〜』とおっしゃっていらっしゃいました。もちろん無事、トレーニングを終えて、キャビンアテンダントになられましたが、私はその47歳という年齢で採用されたという事実にびっくりしたということを、今でもよく覚えています。
本当に年齢制限がないんだ〜‥‥と思いました。
30歳を超えてしまうと、一気に応募もできなくなってしまう日本の採用条件とは違ったのです。
長い道のりでしたが、本当に諦めずに挑戦して良かったと思います。
そしてしつこいようですが『引き寄せの法則』がうまく働いたおかげでした。
なぜ『引き寄せの法則』がうまく働いたと言えるか?
詳細をまた次回お話しますね。