NZCA ママさんCAの子育てはてさて お稽古事編


我が家の娘たちはダンスを習っております。長女は習い始めてから12年になり、次女は習い始めてから 6年になります。


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年に1度、習っているバレエやタップダンスのグレードテストと呼ばれる試験があります。


このグレード試験を経て、レベルが上がっていくわけですが、日本のお稽古事を知っている私からすると、あまりにもゆる〜い感じなのです。


試験官の先生は、お隣の国のオーストラリアからわざわざいらしていただいているにもかかわらず、娘たちの練習量は限りなく少なく、こんなのでいいんだろうかと思う出来で試験に臨むのです。


試験が終わり、しばらくすると、手書きのコメントが書かれた賞状が、グレードを示すバッジとともに送られてきます。


その手書きのコメント欄には、技術的な指摘がされてはいるものの、娘達がいかに素敵だったかと言うコメントがたくさん書かれてあるのです。


Lovely presentation

Well done

Beautiful smile

Good thinking 


ナドナド


どんなに下手でも、技術的に未熟でも、わずかな良い点を見つけて、最大限に褒めてくださるのです。


欠点を指摘する、辛辣なコメントはないのです。


今はわかりませんが、その昔、私が習い事をしていたときの先生は、欠点や未熟な点を常に指摘され、そこを直していくと褒められる(いつもかも褒められるわけでもない)という感じでした。


娘達は幼い頃からダンスを続けておりますが、辞めたいと言ったことはありません。


楽しく、また自信をつけさせながらのレッスンだからなのでしょうか。


褒められると伸びるとは良く聞きますが、それをここニュージーランドでは実践しているのだなぁと思うのです。