NZCA ママさんCAのはてさて子育て 学校編
前回はお稽古事に見られる、人の育て方について触れました。
今回は、学校についてです。
学校でも、生徒の良いところを見つけ、褒めてその長所を伸ばしていくと言う教育方針のようです。
長女は現在ハイスクールに通い、次女は小学校に通っています。
次女の小学校での保護者懇談はもとより、長女のハイスクールの保護者懇談でも、褒められなかったことは一度もありません。
その時の成績が振るわなかったとしても、他のがんばったところを見つけて褒めてくださるのです。
学校の保護者懇談では、だいたいの場合は子供は保護者と一緒に懇談に参加します。
子供にとっても、親にとっても、先生から学校での生活において、子供のことを褒めてもらうのは嬉しいものです。
それがどんなに些細な事でもです。
日本の教育をずっと受けてきた私にとっては、子供たちを褒めて育てると言うことは不得手で、このニュージーランド式教育方針はとてもありがたく思っています。
このニュージーランド式教育方針が長いせいか、我が家の娘達は、たまに自信過剰なのではと思うほど、「私は〇〇はできると思うから」と始める前から口走ることがあります。
私が子供の頃、自分の周りでも、こんな風に自信たっぷりに言う子供は記憶にありません。
日本の風習らしく、あまり目立たぬよう、自信があってもそれを前面に出さず、控えめにしている子供が多かったように思います。
こちらの学校の参観に行くと、どの子も自信たっぷりに自分の作品を紹介してくれたりします。
きっとどの生徒も先生から太鼓判を押されて、自分の作品は素晴らしいのだと自信を持って言えるからなのでしょうね。
こういう教育があるのだなぁと、違う教育で育ってきた私には、羨ましくあり、また母としてはありがたい限りなのです。