NZCAの日々つれづれ CAになるまでの道のり その4

 

会社都合により、機内通訳を辞めざるを得なくなってしまった私。

 

機内通訳廃止と同時に、日本便の乗客に対応するために、ニュージーランドに在住する日本人を日本人クルーとして採用することとなったのです。

 

日本ベースだった機内通訳は、ニュージーランド航空の機内で働くために、特別なワークビザを発行していただいていたのですが、日本人クルー採用に切り替えた後は、現地在住、つまり永住権を取得済みの方々のみの採用となったわけです。

 

これはなんとかしたいと、当初、日本人クルー(キャビンアテンダント)としての採用枠があったので、応募し、合格はしたものの、身長が低い(その当時160cm弱)との身体的理由で、合格取り消しという憂き目にあってしまったのです。

 

一度不合格になってしまうと、その後一年は、応募できない規則になっています。

 

この時点では、泣く泣く機内で働く職を諦めるしかありませんでした。

 

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 {コーンウォールパークでのお花見}

 

それでも、やはりキャビンアテンダント、機内で働く仕事に就く夢を諦めきれず、日本で応募できる航空会社にはチャレンジしたものの、ご縁がなく、年齢が上がるとともに、応募できる航空会社も限られてきて、諦めるしかないかとも思ったこともありました。

 

30歳を超えてしまうと、日本で応募できる航空会社は一気に減ってしまいます。

 

日本以外の国でなら、応募時の年齢制限がない国もあります。例えばここ、ニュージーランドもそうなのです。

 

ただ、それに応募するには、その国の規則に従った働くことができる条件(永住権やワークビザ等)が必要です。

 

永住権を取得し、その地で働くということは、その国へ移住するということになります。

 

住み慣れた日本を離れ、海外で住む。とても大きな決断ですね。

 

その時の私には、その海外で住むという大きな決断を応援し、協力してくれた人がいました。

 

それは私の夫です。

 

次回は少し移住のことに関してもお話ししますね。